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アイリッシュパブの看板に「そば」の暖簾 方向性が謎すぎる飲食店が話題に→なぜこうなった?運営会社に聞いた

井上 祐亮

井上 祐亮

2020.10.07 17:00
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なぜパブに「そば」...?

5日、Jタウンネットが撮影者のだし巻きさんに話を聞くと、アイリッシュパブの「そば」暖簾に気付いたのは、近くにあるそばチェーン「そばの神田」を利用した後だったという。

「『そば屋の隣にそば屋かぁ』とぼーっと見ていたらアイリッシュパブがそばの暖簾を掛けていたので驚いて写真を撮りました」

と話した。だし巻きさんは、食後だったため「そば」の暖簾はくぐらなかったそうだ。

では、アイリッシュパブケルツ仙台駅前店には、なぜ「そば」の暖簾が店頭に掲げられているのだろうか。

その真相を運営会社に聞いてみた。

取材に答えてくれたのは、同店を運営する東北第一興商だ。担当者によると、実際に蕎麦を販売しているという。いったい、なぜか。

「ランチの時間帯に、お蕎麦を提供してみたら面白いのではないか、そう思って販売しております。パスタでは、普通かなと...。パブなのに、蕎麦というギャップがあると思いまして」(担当者)

また、店舗の目の前に先述の「そばの神田」があり、「お昼時に出汁のいい匂いがしていたため、乗じてみようとおもいました」とも。蕎麦は、お客さんから好評とのことで「意外に美味しかった」との声が寄せられているという。

店頭に「そば」の暖簾を掲げている理由については、「お店の事業形態はバーなので、見た目に分かりやすい形で暖簾の設置をしている」と、担当者。

仙台駅前店は20年3月30日にオープンし、その直後に新型コロナウイルスの影響で休業。5月から営業を再開している。オープン当初より昼の間(11時から15時まで)だけ蕎麦や丼ものの販売をしているそうだ。

もちろん、その時間帯にもアイリッシュパブケルツで提供される通常のメニューも食べることは可能。今後は、夜の時間帯に〆の蕎麦を出すことも検討中とのことだ。

蕎麦すすりながら、アイリッシュパブならではの海外ビールを頼んでみても、面白いかもしれない。

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