東尋坊って崖だけでしょ?→誤解です ドローン遊覧飛行に隠れザウルス...あなたの知らない「福井の魅力」教えます
インスタで大人気の「神席」
東尋坊の風景を味わいつくしたところで、腹が鳴った。やはり岩場を歩いて、船にゆられ、ドローンで疑似遊覧体験をすると腹がへる(?)のである。
東尋坊の岩場を歩いていると、こんなロゴが目に飛び込んできた。
まさか、スタバ...。いやいや、こちら東尋坊の岩場から徒歩10秒ほどにある「IWABA CAFE(イワバカフェ)」である。
どの席からも東尋坊の景色を楽しむことができ、コーヒーやシェイク、ビールなどのドリンクのほか、ハンバーガーやピザなどの料理を堪能できる。
中でも地元や観光客から人気の場所が。インスタグラムなどでは「神席」とも称される席だという。
2、3人が腰を下ろせるソファーの先から、日本海を一望することができる。なんてオシャレなんだろう。
男1人。隣に座っているのは、大量の「荷物」だけだが、オーナーオススメのコーヒーを片手に撮った写真は、まさに「映え」であった。
東尋坊のシーズンともなると、1日1000人は訪れるという人気のイワバカフェ。
店一番の売りは「どこの席からも見える海の景色です」だなんて、粋な回答をするのは、「IWABA CAFE」のオーナー・海道要(59)さんである。
生まれも育ちも福井県の海道さん。20代の時に喫茶店やパスタ屋を経営し、省エネ機器の販売会社も運営していたという凄腕の彼。「いつかはカフェをやりたい」という思いから、2016年7月に「岩場」でお店を開くことに。
スタバでもなくスナバ(鳥取)でもなく「イワバ」カフェ。ちょっとだけスタバを意識したそうだが、名前もロゴも商標登録されているという。ロゴには、岩場に波、下部に「東尋坊」とある。由来は単純で、岩場近くに店があったからだそうだ。
コーヒーの豆はキリマンジャロを主軸に5種類程度の豆をブレンド。苦さを売りに老若男女に人気だそうだ。
また若い人は、コーヒーのほかに生乳100パーセントのシェイクをよく注文するという。
牛乳を凍らせた氷を使っていて、時間が経っても味が薄くなることがないという。また粗目のバンズで人気の高い「超あらびき岩バーガー」や「九頭竜まいたけとベーコン」のピザは、熱々でジューシー。抜群のロケーションも相まって、至福の時間を過ごすことができた。