長野の山に「ハイジになれるブランコ」登場も... そのロケーションが恐怖を感じるレベルだと話題に
高さは通常のブランコの2倍
この巨大ブランコはなぜ設置されたのか。Jタウンネットは8月26日、ブランコの設置元である白馬観光開発(長野県北安曇郡白馬村)に詳しい話を聞いた。
白馬観光開発の広報担当者によれば、このブランコの名前は「ヤッホー!スウィング Presented by にゃんこ大戦争」。その名の通り、人気ゲーム「にゃんこ大戦争」が冠スポンサーとなっている。
ヤッホー!スウィングが設置されているのは、岩蕈山頂上の展望スポットでロケーションは抜群。広報担当者にブランコの設置理由を聞いてみると、
「北アルプスを一望しながらブランコで遊べたら気持ちいいよね、というところから企画がスタートしました。山に向かって、思わず『ヤッホー!』と叫びたくなりますので、この名称になっています」
とのこと。「ヤッホー!」も分かるが、「教えて~おじい~さん~」と歌いたくなる人も、きっと出てくるだろう。
ブランコは高さ約3.6メートル、横幅約4.5メートルで、吊り具は2台設置。担当者によればヤッホー!スウィングの高さは、公園に設置されているブランコの約2倍だという。広報担当者はその理由を、
「『アルプスの少女ハイジ』のような振り幅をイメージすると、通常のブランコより大きいものが望ましいということです。また安全を考慮してこのようなサイズになりました」
と説明する。
また、気になるヤッホー!スウィングの前方だが、やはり「絶壁」とのこと。
間違ってもこいでいる途中で飛び降りたりしてはいけない。ブランコには安全帯が付けられ、さらに崖の下には網を張るなどの安全対策がとられているが、乗る際は手でしっかり吊り具を持っていた方がいいだろう。
話題となったツイートの投稿者が説明したように、ヤッホー!スウィングは現在準備中。オープンは8月末の予定だ。白馬観光開発の7月時点の発表によれば、11月8日までの期間限定だという。
オープンには間に合わないが、今後は自動撮影サービスの導入を検討しているとのこと。北アルプスの少女になりたい人は、ぜひ立ち寄ってみては。