鹿児島で発見された「(・∀・)たまご」が話題に なぜ顔文字...?販売元に理由を聞いてみた
鹿児島県では、店頭で見かけたら思わず二度見してしまう卵が売られているらしい。
いったい、どこに惹かれてしまうのか? まずはこちらをご覧いただきたい。
パッケージに
「(・∀・)たまご」
と何ともゆるいラベルが貼られている。
これはお店で見かけたら絶対に気になってしまう...。
この卵は2020年7月8日、ツイッターユーザーのそーき(@souki_e)さんが
「マックスバリュに行ったら、目に入ったのでたまご(・∀・)を衝動買いしてしまった。こんなパッケージ初めて見たわ。」
と紹介したことで話題となった。
ツイッターでは
「これは草wwww」
「なにこれかわいい」
「買いに行かなきゃ・・・(使命感」
といったコメントが寄せられている。
「にわとりをイメージして......」
Jタウンネットが9日、投稿者のそーきさんに話を聞いたところ、この顔文字つきの卵を購入したのは鹿児島市内のマックスバリュ店舗。
「以前顔文字がついたたまごが売っているとは聞いていたので『これか』と思いました。
ただ陳列されていたのでインパクトが大きく、笑ってしまいました」
と発見したときの感想を話す。
すでに卵かけご飯にして食べたとのことで、
「いつも買っているものより黄身が濃厚で美味しかったです。今日はオムレツにして食べたいと思っています」
としている。見た目だけでなく味も美味しいらしい...。
だが、どうして卵に顔文字を付けたのか。
Jタウンネットは、この卵の販売する志布志市内の企業を取材し、その経緯を聞いた。
担当者によれば、顔文字のラベルが付いているのは、南九州市の「松原養鶏所」と、枕崎市にある「瀬戸口養鶏所」の卵。今回ツイッターで話題になったのは、松原養鶏所の方だ。
そもそも、顔文字ラベルを付け始めたのは瀬戸口養鶏所。しょんぼりした顔文字で赤玉の「(´・ω・`)たまご」を、鹿児島市内のマックスバリュ1店舗のみで販売していたという。
「顔文字ラベルの卵は2年ほど前から販売してます。瀬戸口養鶏所さんは、卵の売れ行きがあまり良くなかったことから、その気持ちを表現するためにしょんぼりした顔文字をつけたラベルを作ったそうです」(販売元担当者)
マックスバリュから「他の店舗でも販売したい」との要請を受け、4日から販売店数を7店舗に増やしたそうだ。それにあたり、松原養鶏所にも協力してもらい、製造を増やしたという。
「(・∀・)たまご」はその際に誕生した新商品。
「この顔はにわとりの顔をイメージしていると聞きました」(担当者)
今後も販売店舗数が増える可能性があるか聞くと
「そうですね、今後も九州内の他の店舗に広げていければいいなとは思います」
と担当者。
ツイッター上で話題となっていることについては、反響の多さに驚きながらも
「ありがたいことですね」
としていた。