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神戸の繁華街に突如現れる「森」が話題 何これ?と思ったら...実はお洒落なカフェだった

笹木 萌

笹木 萌

2020.06.30 06:00
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「奄美大島をイメージ」

話題となったのは神戸のカフェ「GREEN HOUSE Silva(グリーンハウス シルバ)」。Jタウンネットは6月29日、シルバの運営会社・グリーンハウス(神戸市)の佐伯祐季代表(52)に話を聞いた。

佐伯さんは木々が生い茂った外観について、その理由を次のように話す。

「うちは元々建築屋で、20年ほど前から造園業や店舗デザイン、設計・施工をやっていました。緑と共生することをコンセプトに続けていたので、当然自分の店も緑をいっぱい使うことになりました」

「グリーンハウス シルバ」は07年4月にオープン。店舗デザインとコンセプト設定は佐伯代表自身が行った。

木を植えた場所は、もともと7畳ほどの駐車場だった。佐伯さんが好きな奄美大島をイメージし、ケヤキなど約30本を植えた。木々の高さは約7メートルもあるという。

森を抜けると3階建てのカフェが表れる。2、3階部分は一面の壁をなくし、森を眺めながら食事ができる。1階はサンルームに続いており、天井もガラス張り。まさに森の中にいるような感覚を味わえる。

2階席(画像はグリーンハウス公式サイトより)
2階席(画像はグリーンハウス公式サイトより)

サンルーム(画像はグリーンハウス公式サイトより)
サンルーム(画像はグリーンハウス公式サイトより)

「奥が見えないからわくわくしますよね。オープンしたての頃は、お客さんに森の下から覗かれることもありました」

佐伯さんはオープン当時の様子を、こう振り返る。飲食店として美味しい食事を出すだけでなく、外と中とのギャップ、非日常な空間など、建築屋ならではの仕掛けでお客さんを喜ばせたいと考えていたようだ。

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