「内向的な性格がコンプレックス。でも、無理に明るく振舞うのにも疲れちゃった...」(神奈川県・40代女性)
職場の人間関係や恋愛相談、身体のコンプレックスから性の悩みまで――。読者から寄せられた多種多様な悩みを、「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが、真摯かつユーモラスに回答していく。
今回ご紹介するのは、神奈川県に住むU美さん(40代女性、仮名)からの投稿だ。
メールによれば、内向的な自分の性格が受け入れられず、これまでは無理をしてでも社交的に振舞ってきたという。しかし、自分の性格に反した言動を続けていくことに、だんだんと辛さを感じるようになってきたそうだ。
「それでもやはり内向的性格は直すべきなのでしょうか」。こう打ち明けるU美さんに、自己防衛おじさんはどんなアドバイスを送るのだろうか。
自分の性格を受け入れて
読者のお悩み
内向的な性格について悩んでいます。
世間ではみんなでワイワイできる社交的人間が良しとされる風潮があるので、これまで自分も無理して社交的に振る舞ってきました。ただ、年を重ねるごとに無理して性格を変えることに辛さを感じるようになってきています。
それでもやはり内向的性格は直すべきなのでしょうか。
自己防衛おじさんの回答
結論から申し上げると、持って生まれた性格や性質の根本は変わりません。
しかし、視野を広げたり、経験値を高めたりすることによって、性格に幅を持たせることはできるのではないでしょうか?元々の性格に彩を与えてくれるような感覚です。
まずは、持って生まれた性格を受け入れ、改善したい自分の性質や、可能性のあるご自身の才能などに気付くこと。それらを補ったり磨いたりしていくことで、魅力的な人格が形成できていくはずです。
あなたの場合、ご自身があまり社交的でない性格であることを気付いてはいるけれども、無理して社交的に振舞っていることからも、ご自身の性格を受け入れているわけではない。ここに根本的な改善点があるように思います。
まずはご自身を受け入れてみることで他人と比べる事も少なくなり、より主体的に生きていく事に繋がることでしょう。
そして重要なことは、社交的は善、内向的は悪といった誤った認識を捨てる事です。
陰と陽、つまり光は影の存在があって初めて光として存在できる。逆もまたしかり。人間の性格に当てはめても同じこと。様々な性格の人間が絶妙な具合に社会を形成しているので、あなたはあなたのままそれを受け入れて、自分が補いたい社交性を他の人に補ってもらえば良いのです。
陰陽は常に表裏一体。あなたが自然体でいれば、波長の合う人や環境とご縁が発生し、落ち着きのあるあなたの魅力が引き出されることでしょう。
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