壁の中から猫の鳴き声→「今助けてやるぞ!」 無事に救出成功も、その後まさかの展開に...
一件落着と思いきや...
ミルクちゃんを無事に救出したよしこさんは、その後穴をガムテープで塞いだという。
しかし、である。22日の朝、会社に出社するとドアの鍵を開ける前から「ニャーニャー」と鳴き声が聞こえていたと話す。
「もう嫌な予感しかしませんでした。中に入ると、あの状態ですよ」
「あの状態」とは、どんな状態なのか。よしこさんはツイッターに、その時の様子を動画で投稿している。
なんとビックリ。たくさんの子猫達がガムテープを突き破って出てきたのだ。
「可愛いけれどそれどころじゃなくて、どうしよう、どうしようと。ちょっとだけ動画は撮りましたけど、あの時は内心パニック状態でした。
4匹くらいはいるぞと。もう2匹飼っているし、ウチでは飼えない。こんなに貰い手はいないだろうと。そして頭をフル回転させ、『そうだ親猫に連れて帰ってもらおう』と思いました」
ぞろぞろと穴から出てきた子猫たち。どうして屋根裏に住んでいたのだろうか。よしこさんは、ミヤという猫を1匹飼っていたそうだ。会社の敷地内をウロウロしていた子猫だそうで、同じ親猫なのではないかと推測する。
出てきた子猫は5匹。カゴに毛布を敷いて屋根裏に連れて行ったという。
「15分くらい経って、見に行くと5匹ともカゴからいなくなっていました。親猫が連れて帰ってくれたのだ、良かった、と胸をなでおろしました」
しかし今でも天井裏から時折、子猫の鳴き声が聞こえるそうだ。「可愛いな」と思いながら仕事をしているというよしこさん。今後については、
「親猫をなんとか捕まえて避妊手術を受けさせることを考えています。ですがどうやって捕まえればいいのか...」
と話した。
よしこさんがこうした体験談をツイッターに投稿すると、ダイレクトメッセージで「1匹貰えますか?」といった問い合わせが数件あったという。「親猫に返してしまったんです」と返答しているそうだが、こうした反応について、よしこさんはこう述べた。
「お声がけを頂けることを本当に嬉しく思いました。やっぱりこの世は優しさでできてるなと再確認しましたね」