「そもそも客が少ない...」 コロナ騒動でも営業続ける遊園地、まさかの自虐ツイートに反響
2020.03.20 17:00
カーレーターは「心地いいぐらいの悪さ」
須磨浦山上遊園は1957年にロープウェイが開業。以降、観光リフトやサイクルモノレールといった空中散歩を楽しめる乗り物や、3階の床が45分かけて360度回転する回転展望閣が設置され、60年以上にわたって地元民に親しまれてきた。
園独自の乗り物であるカーレーターは66年に開通。窓付きのトンネルのような通路を、箱のような乗り物に乗ってベルトコンベヤーのように流れていくという。
「平らな所から上がる時、降りてくる時の切り替わりが揺れます。砂利道を車で走るような感覚です。構造上どうしてもそうなるので、わざと乗り心地を悪くしているわけではないんですが...。心地いいぐらいの悪さなのかなと思います」
カーレーターの乗り心地についてこのように話す担当者。窓からは淡路島が見えるという。
担当者は投稿が話題になっていることについて、
「ここは遊びに行く1つの選択肢ではありますが、こういう時だから無理して開けているというわけではないです。早く状況が落ち着いて、他の施設も営業できるようになればいいと思います」
としている。
(3月20日20時追記)須磨浦山上遊園は19日夜、「大阪~兵庫間の往来自粛要請を受けて、明日から3日間(編注・20~22日)臨時休園いたします」と公式ツイッターで告知した。