意外と知らない? なぜ「うるう年」が必要なのか調べてみた
2020.03.04 08:00
2月29日が誕生日だとどうなるの?
1年は365日だと基本的には思っている方が多いと思いますが、綿密に言うと違います。
地球は太陽の周りを1年かけて一周するんですが、それが365日ではなく、正式には、365.2422日かけて一周しています。
この計算だと、1年間でおよそ6時間、4年間でおよそ24時間、ということで、ちょうど約1日の誤差が出るんです。そのため、季節がズレないよう調節するために4年に1度、1日を追加します。
それがうるう年、うるう日、ということになります。
ちなみに、2月29日生まれになる確率を計算してみると、0.0684%という非常に少ない確率に。
2月29日が誕生日だと4年に1度しか誕生日が来ないのでは?という疑問も出てきます。
2月29日生まれの誕生日は、民法「年齢計算ニ関スル法律」というものがあり、起算日は出生日(誕生日)ですが、年を取るのは前日の24時と決まっています。なので、4年に1度ではなく、毎年ちゃんと年をとる形になります。
(ライター:tama35)