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「『ガタガタうるせえ』が初対面の挨拶。人生初の一人暮らしで、最悪の隣人に遭遇した話」(東京都・20代性別不明)

ご近所トラブル調査団

ご近所トラブル調査団

2020.01.06 11:00
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「おいてめえ、うちに水垂らしてんのか?」

私は1年8か月前に地方から都内に引っ越してきました。初めての一人暮らし、しかも上京。木造ボロアパートの2階中部屋だけど、駅近でリノベーションもされていて6畳1Kのロフト付き。割といい物件を見つけることができて、私の新生活は上々のスタートを切れたと思った矢先でした。

お昼の12時過ぎ、荷解きも終わり部屋の掃除をしようと掃除機をかけていたのですが、部屋のドアを叩く音が聞こえて恐る恐る玄関へ出ました。すると、見知らぬおじさんが、

「おう、下のもんだけどよぉ、てめえガタガタうるせえんだよ。引っ越してきたんか?気を使えよ!」

と、言ってきました。怖くて謝ることしかできない私にさらに舌打ちをして独り言を大きな声で言いながら帰って行きました。

その人がいつから住んでいるのかは不明ですが、挨拶回りがまだだった私が出会った初めてのご近所さんでした。私が悪かったのだと思い、気をつけようと心に決めてなるべく静かに暮らすように努力していました。

挨拶をしに行くにもご近所さんは皆留守。皆さん生活のリズムがそれぞれで、会う機会も全くと言っていいほどありませんでした。

ただ、隣の部屋の人たちは直接何か言ってくるようなことはなかったのですが、また下の人がうちまでやってきてクレームです。

「おいてめえ、うちに水垂らしてんのか?」

と、言います。違うと答える私に、

「垂らしてるじゃねえか!見てみろよ!」

と、怒鳴るおじさん。慌ててベランダを見ると、洗濯機から出た水が雨といを伝わず、ベランダの足場にわずかに入ったヒビから垂れていました。

故意じゃないのでどうしようもないと説明をし、その時はことなきを得ました。しかし、今も生活音に対するクレームは多く、おじさんは私を見かける度に大きな声で注意をしてきます。

気をつけていると言っても聞き入れてもらえず。契約満了の2年まであと少しなので毎日そろりそろりと歩いて、掃除をする時はクイックルワイパー。ドアを開け閉めするのにも最新の注意を払って生活しています。

ストレスでご飯が食べることができなくなった日もありました。お部屋はとてもいいところだったのにと惜しい気持ちでいっぱいです。住んでみないとわからないことに対する恐怖もあり、次の部屋選びは慎重にするようにしています。

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