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全てのプレゼントが「永く愛されますように」 まさかの皮肉?大黒屋のクリスマス広告に反響

笹木 萌

笹木 萌

2019.12.25 15:34
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クリスマスの時期はブランド品の買取が多い

この広告はどういう意図で作られたのか。Jタウンネットは12月25日、広告制作に携わった大黒屋の企画担当者を取材した。

広告デザインを考案したのは社長を中心としたプロジェクトチーム。広告代理店のアドバイスを受け、制作した。

担当者によれば、広告の意図は、

「ブランド品を取り扱う企業としてブランド品に注目し、いろいろな形ではありますが、それが大事にされて愛されるようにあってほしいという思いを込めました」

とのこと。それはなんとなく分かるが、なぜクリスマスイブに合わせたのか...。その理由はちょっと悲しいがツイッターであげられている予想通りだ。

「クリスマスの時期は特に、フリマアプリなどで多くのブランド品が出品されています。弊社としてもブランド品の買取を行っておりますので、そういったお客様がいらっしゃるということは理解しています。そういったことも含め、ブランド品が次の人にわたって大事にされることに、我々としても貢献したいと考えております」(大黒屋担当者)

1年を通してみても、やはりこの時期はブランド品の買取・販売ともに多いとのこと。「永く愛されますように」というのはプレゼントとして渡された人はもちろん、それが売られてしまっても、次に手にした人に「愛されますように」という意味も込められている。

ツイッターであがっている「皮肉ではないか」という意見について、担当者は「否定もしないし、積極的に肯定もしないです」とのこと。話題になったことに対しては、

「非常にありがたいことだと思っています。ブランド品のことを考える機会をご提供できたということで、私たちの目的は果たせたのかなと思っています」

としている。

このクリスマスにブランド品をもらったみなさん、ぜひ大事にしてあげてほしい。

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