九州名物「棒ラーメン」のカップ麺が存在していた 本家との違いは?マニアが徹底比較
2019.12.08 12:00
麺や具にも違いがある
両者同じような細さの油揚げ麺が使われていますが、湯戻し時間はどんぶり型が3分でタテ型が2分半となっています。どんぶり型の縮れが強く、タテ型は緩やか。どんぶり型よりもタテ型は食感がソフトでした。
棒ラーメンの再現性については、食感ではちょっとかためのどんぶり型が近く、形状では縮れ緩やかなタテ型が近かったですが、棒ラーメンがノンフライ麺なのに対してカップ麺は両方とも油揚げ麺という違いがあり、どちらも棒ラーメンとはまったくの別物でした。
両者に共通して、ナルト、ねぎ、かきたま、メンマ、そぼろ肉を模した乾燥油脂が入っています。ナルトはタテ型が多く、ねぎはどんぶり型が充実。他についてはそれほど大きな違いはありません。
共通して入っている具の他に、どんぶり型には大きめのカニカマが入っています。パッケージに「5種の彩り具材」と強調されているだけあって、どんぶり型の方が具は充実していました。タテ型の方は100円程度で買える価格なりのボリュームといったところでしょう。