タクシー表示板に「SOS」サイン 見かけたらどうすれば?導入会社に聞いた
タクシーが「SOS」サインを出していたので、警察に通報しました――
2019年12月2日、ツイッターでこんな投稿が話題になった。タクシーによる「SOS」とはどういうことか。いまいちピンとこない人もいるだろう。
投稿主は熊本タクシー(熊本市)が17年8月に投稿したツイートを引用し、それのおかげでサインを理解して通報することができたとしている。
その投稿がこちらだ。
SOS団が世界を大いに盛り上げておりますが、弊社のタクシーには緊急用のSOSサインが御座います
— 熊本タクシー株式会社?? (@kumamototaxi) August 25, 2017
タクシーでこのマークを見つけた際は、ハレ晴レユカイな状況では御座いませんので、頭の片隅にでも覚えて頂ければ乗務員の命を守る事にもなりますので、防犯に御協力頂けると幸いです。#真面目な話 pic.twitter.com/QLEemy6FOo
「SOS団が世界を大いに盛り上げておりますが、弊社のタクシーには緊急用のSOSサインが御座います
タクシーでこのマークを見つけた際は、ハレ晴レユカイな状況では御座いませんので、頭の片隅にでも覚えて頂ければ乗務員の命を守る事にもなりますので、防犯に御協力頂けると幸いです」
「涼宮ハルヒの憂鬱」に登場する「SOS団」にかこつけたこちらのツイート。その内容は至って真面目で、タクシーの車内にある電光掲示板が「SOS」を示している時は何らかの緊急事態であるということだ。
ツイッターでは今回話題になった投稿に対し、
「タクシーのSOSサインなんてあるのか。密室だからこそ危険も伴うのでもっと広まって欲しい」
「ドライバー一人しか居なくても、体調の急変という事もありうるな。注意しよう」
「主人がタクドラになった時真っ先に不安に思ったのはまさにこの状況でした。通報してくださった事、ありがとうございます」
といった声が寄せられている。
このSOSサインはどういう時に使われるものなのか。Jタウンネットは19年12月3日、熊本タクシーの広報担当者に詳しい話を聞いた。