タクシー表示板に「SOS」サイン 見かけたらどうすれば?導入会社に聞いた
犯罪の抑止力にも
熊本タクシーでは公式ツイッターを活用することでSOSサインの周知を図っているとのこと。また、SOSサインの設置は一般人への協力を仰ぐほか、「タクシーにはこういったものがあるので犯罪等はダメですよ」というようなメッセージも込められている。この表示自体が犯罪の抑止力になるかもしれないということだ。
あるユーザーの行動をきっかけに、再び話題となったSOSサインのツイート。担当者はこのことについて、
「ご協力いただけたことへの感謝がまず一つです。タクシー業界というのは誰かが目の前で守ってくれるというわけではございませんので、事件・事故を防ぐためにも皆さまのご協力をお願いできればというところです」
と話している。
なお、タクシー乗務員に起きた緊急事態を知らせる手段としては、SOSサインのほかに「屋根の社名表示灯(行灯)を赤く点滅させる」パターンがある。こちらも見かけた場合は、もしもの場合を考えて速やかに警察に知らせることを心掛けたい。