暗闇で光る「警官風トートバッグ」 子供を事故から守るアイデアに称賛...考案者の思いを聞いた
2019.11.06 20:00
「交通安全教育にもつながってくれれば」
用意するものは、市販のトートバックと、光を反射するリフレクターテープ(赤・白色)、裁縫セットだ。
トートバックのサイズに合わせてテープを切り、縫う。また布用ボンドや両面テープで張り付けることも可能だという。
手作りの「まもってトート」について、坂さんはこう話す。
「(親子で)一緒に作りながら、『必ず交差点では止まらなければダメなんだよ』『秋になると暗くなるのが早いから、こういうのがあったほうがいいんだよ』といったような形で交通安全教育にもつながってくれればと思っています」
子どもの安全面に配慮したトートの完成だ。
話題になったことで、「商品化してほしい」という声を沢山受けたという。
「商品化できないかな、と可能性を探っています。検討をしている最中です」
また話題がきっかけとなって、
「7歳の交通事故の多さ(公益財団法人 交通事故総合分析センター資料より)に気づいていただいて、交通安全教育や運転につながっていけば、うれしいです」
とも話した。
ただし、ホンダの公式サイトには、
「交通事故を確実に防ぐものではありません。交通ルールを守り、安全に気を付けて使用してください」
とある。安全運転・歩行は常日頃から運転手と歩行者に求められている基本である。決して忘れないようにしよう。