石川名物「とり野菜みそ」がラーメンになっていた 味はどうなの?マニアが徹底分析
2019.10.27 12:00
とり野菜みその歴史は江戸時代まで遡る
とり野菜みそを製造販売するのは石川県かほく市に本社のある「まつや」で、江戸時代に北前船船員の過酷な栄養不足を補うために、船内食として食べられたことに端を発しています。海軍の糧食から発展した「よこすか海軍カレー」と似た歴史を持っていると言えそう。
商品名からは鶏や野菜が入っているように見えますが、船員の不足しがちな野菜を摂るという意味で「とり野菜」と名付けられているそうです。同じイトメンの「チャンポンめん」がちゃんぽんスープではないのと同じで、ちょっと引っ掛け問題っぽいですね。
とり野菜みそは他社とのコラボ商品が多く、今回のカップ麺の他にも、過去にはヤマザキのランチパックで使われたことがあり、他にも他社とコラボしてレトルトカレーやスープの素も売られていました。
コラボ商品の中でも、永谷園の「煮込みラーメン とり野菜みそ味」が全国的に手に入りやすい商品と言えます。
とり野菜みそを20%使用することで米味噌の芳醇な香りが感じられ、どの味もおいしい煮込みラーメンのシリーズの中にあっても、特においしい商品だと感じています。