日ハム・田中賢介、500万円の銅像になる なぜ作った?球団に聞くと...
2019.09.14 08:00
本人は買うのか...
今回用意された銅像の種類は3つだ。500万円の等身大銅像、350万円の等身大胸像、90万円の6分の1銅像だ。
一番リーズナブル(?)な6分の1銅像でも十分に高額だ。
インターネット上では、
「流石にネタやろ」
「買うやつおるんか」
などのコメントが寄せられた。確かに素直に受け入れがたい商品なのは間違いない。
筆者の友人で鎌ヶ谷グラウンドにも度々足を運ぶという熱狂的なファイターズファンに話を聞くと、「珍妙なセンスで有名なハムですから」とした上で、
「きっと、賢介は将来、学長か社長になるんですよ」
と話した。もしかしてちょっと呆れているのかもしれない。
ファンやネットの反応はなんとも言えないところだが、クオリティはたしかなようだ。写真などを元に原型師が彫るのが一般的な銅像の作成。しかし、田中賢介銅像は一味違う。
なんと移動式3D全身スキャン機器を使用。ハンディスキャン、データ調整ノイズ除去も行い3Dプリンターで出力する。本人から直接データを取得したものから原型にするため、再現度が桁違いに違うのだとか。
気合いの入れ方からも決してボッタクリではないのはわかったが、どういう意図で作ろうと思ったのか。そもそも誰が買うのか――非常に謎が多い。
2019年9月5日、北海道日本ハムファイターズの事業統轄本部 コンシューマービジネス部の担当者に話を聞いた。