1本の針金が微生物に変身! 国立科学博物館の「ミジンコクリップ」がとっても素敵
2019.08.25 08:00
若い女性から「可愛い」と好評!
2019年8月19日、ミュージアムショップ担当者が答えてくれた。それによると、ミジンコクリップとは、1本の針金でミジンコの特徴を表したもので、今年の2月から販売されているという。1か月に100個ほど売れているとのこと。1個420円なので、子供にはちょっと高いかもしれない。
「ミジンコクリップ」の材質、工法などについて聞いてみると、制作したデザイン会社・パワーデザインの担当者が次のように答えてくれた。
「素材は鉄、太さは1ミリです。一本の線でできているので一筆書きでの表現の制限や、また製造上曲げられる角度などにも制限があるので、それらの制限の中でどれだけリアリティがあって、カワイイ『ミジンコ』が表現できるか試行錯誤をしました」
「ミジンコクリップ」がいまSNSで話題になっていることについてのコメントを聞くと、
「購買者はほとんど若い女性で、可愛いという反応で尽くされています」(国立科学博物館ミュージアムショップ担当者)
「微生物好きの方に喜んでいただいているので嬉しいです」(パワーデザイン担当者)
とのことだ。
改めてよく見てみると、針金でミジンコの輪郭を絶妙に形づくっている。けっこう複雑なフォルムだ。とぼけたユーモラスな雰囲気もある。
理科好きな子供たちが集まる博物館のミュージアムショップで、人気を独り占めにする「ミジンコクリップ」。次は、どんな商品が登場するのだろうか。