これは覚えておいて! 自動車ペダル「踏み間違い」を防ぐ簡単テクニック
2019.08.10 21:00
ブレーキでは股を閉じることが重要
康史29日に行われた実験では、ある場所に注目していました。それは足の動きです。
「アクセルとブレーキの段差が大きいと足を動かすのに負担になります」と関根准教授。アクセルとブレーキの段差がドライバーに悪影響を与えているのでは、と言います。
アクセルとブレーキの段差が大きいと、ブレーキを踏み外してアクセルを踏んでしまうなどの原因になるのだそうです。
つまり、本人はブレーキを踏んでいるつもりにもかかわらず、踏み外しによってアクセルを踏んでしまっていることがあるとのこと。
では、このような踏み間違いを防ぐにはどうすれば良いのでしょうか。
関根准教授は、「運転をするとき、股を閉じる意識はしていないと思いますが、ブレーキを踏むときは意識的に股を閉じるということを心がけていただければ」と話していました。
意識的に股を閉じれば、アクセルから足が遠ざかり、アクセルとブレーキの踏み間違えのリスクを軽減できるのだそう。関根准教授は、今後実験データをまとめて、学会などで報告する予定だということです。
サポートカーの普及によって事故は減ってきているようですが、やはりドライバーの高い意識が必要ですね。
(ライター:tama35)