知ってましたか? 佐賀では、自動販売機で「海苔」が買えるんです
2019.07.17 11:00
「トランクに100%入るお土産」
長年にわたり全国トップクラスの海苔の生産量を誇る佐賀県。その海苔を国内外にアピールするべく空港に設置されたのが、海苔の自販機だ。
県の公式サイトによれば、自販機は県内の農林水産物等の認知度向上や販売促進を支援する、朝ごはんをテーマにしたプロモーション企画「あさご藩」の一環。今年2月から3月末までの設置を予定していた。
しかし利用者からの好評を受けて設置期間を延長、4月以降も1年間(20年3月末まで)設置されることになった。佐賀県産業労働部流通・貿易課の担当者に販売状況を聞くと、
「最近は落ち着いて1日20枚前後が多いです。設置した当初は県内外の方にお越し頂いて、100枚以上売れる時もありました」
と話している。
担当者によれば、海苔には食べられるインクで「豆知識」が印字されており、全部で3パターン。「其の一」が1~2段目、「其の二」が3~4段目、「其の三」が5~8段目に入っている。豆知識は、
「中世まで貴族しか口にできなかった高級食材。ありがたや。」
といったものがある。大きな1枚の海苔に4つのデザインをプリントし、それぞれカットされたものが1袋(4枚入り)として販売されている。
自販機を目撃したユーザーの報告ツイートを見ると、自販機には「トランクに100%入るお土産」というPOPも設置されているよう。旅行の帰りに買って、お土産の1つに加えるのも良さそうだ。