「ちはやふる」人気すごすぎ? 競技かるた連盟が抱える「切実な悩み」とは
2019.06.29 21:00
かるた甲子園開催危機!?
近年、競技かるたを題材にした漫画「ちはやふる」(著・末次由紀)の影響で人気が高まり、かるた甲子園への参加者はここ10年で4倍以上に急増しているといいます。
ところが日本高等学校かるた連盟の増田勝治会長は、人気が上がったがゆえに、甲子園の運営費はギリギリになっていると言います。
競技かるたは激しくかるたを取るため床ではできず、また屋外の雑音を遮断するようなある程度の広さの空間と畳・空調が必要となり、ホテルを利用すると管理費や畳のリース代などがかかるからです。つまり、競技かるたに適した会場を確保するために、運営費がかさんでしまうというのです。
それでも主催団体・スポンサーなどの協力によって、7月20・21日に開催が決定しました。とはいえ、かるた甲子園では、今年の大会運営のための協賛金を募集しています。
(ライター:hisa)