店主はテレサ・テンに興味なし? 大阪の純喫茶「テレ茶店」、意外なネーミング経緯とは
7月いっぱいで閉店
テレ茶店はこいでさんが吉本興業の別の企画で出し、却下されていた名前だといい、ずっと付けたかった名前のようだ。看板の筆跡もこいでさんのもの。店の口の部分がハートマークになっている。思わぬところにチャームポイントだ。
こいでさんはテレサ・テンのファンなのか...? もしやと思い聞いてみると、青木さんは「違うと思う。絶対ダジャレですわ」。
こうして「テレ茶店」になったわけだが、常連客は特に困惑した様子もなく「人は増えてもないし減ってもない」。気づかない人もいるくらい、馴染んでいるという。店内は有線放送が流れ、テレサ・テンもたまに流れるようだ。
ここ数日でネットではかなり有名になってしまったテレ茶店だが、残念なことに7月いっぱいをもって閉店する。
理由はいろいろあるようだが、青木さんの休みが月1回ほどしかとれず「いったん飲食業を離れたい」とのこと。しかし冗談か本気か、取材中に「閉めなきゃよかったかな」とポツリつぶやいた店主だった。