ファミコン、ぷよぷよ、人生ゲーム... ハローマックの「お城」には、みんなの思い出が詰まっている
2019.04.30 20:00
「昔ながらの玩具屋がなくなっていったのは残念です」
上の画像は徳島県吉野川市のハローマック跡地。いまはソフトバンクショップになっている。
「ソフトバンクの前は、靴流通センターでした」
と投稿をくれたOさん。思い出のエピソードについて、
「昔、ハローマックでボードゲームの人生ゲームを親に買ってもらったことがあります。今では、町内に玩具屋という玩具屋もなくなってしまいました。モール型ショッピングセンターが増えて、昔ながらの玩具屋がなくなっていったのは残念です」
としみじみ語ってくれた。
続いては大阪府茨木市のハローマック跡地。現在はその場所に管材屋が入っているようだ。
投稿をくれたPさんはハローマックがあった当時を振り返り、
「当時私は中2で小2の弟と自転車で20分かけてスーパーファミコンのぷよぷよのソフトを買いに行きました。車があるなら10分弱くらいの距離なのですが、弟が遅いのでえらく時間かかり、ぷよぷよ買うと決めていたものの、店に行くと他のソフトがありしばらく目移りして2人でどうしようと悩んでいました(笑)」
「スーパーファミコン」や「ぷよぷよ」とは、また随分と懐かしい響きだ。
「ハローマックの思い出でもあり、弟との思い出でもありますね」
どうやらハローマックには幼い頃の家族との思い出も詰まっているのかもしれない。
最後に紹介するのは静岡県湖西市のハローマック跡地だ。投稿をくれたQさんによれば、現在は「クローバーワークセンター」というNPO法人になっているという。特徴的なお城の部分が真っ白に塗られ、何の看板もない。
何十軒もの跡地を見てきたJタウンネット編集部だが、これはレアケースだ。思い出のエピソードについては、
「ここは当時、地元で唯一おもちゃを始め、ファミコン関係のアイテムが購入できる大型おもちゃ屋でしたので、よく足を運んでいました」
地元で唯一のおもちゃ屋として思い出もひとしおのようだ。