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発表!プロ野球選手「出身地」ランキング 2位は神奈川&兵庫、1位はやっぱり...

Jタウン研究所

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2019.03.29 06:00
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きょう3月29日、2019年のプロ野球ペナントレースが開幕する。ベテラン移籍選手や期待の新人など登録選手も出そろい、いよいよ新しいチームのスタートだ。この日を待ちに待っていた野球ファンは多いことだろう。

「丸の穴は、すぐに埋まる、今年もカープが優勝じゃろ」と、広島ファンは自信満々だし、「原監督を胴上げだ」と、巨人ファンも意気盛んだ。「今年こそ、たのんまっせ」と阪神ファンは必死の形相? 今季の戦力分析、ペナントの行方予想など、にぎやかなことこの上ない。

そんな中、Jタウンネット編集部が気になったのは、

「今シーズンのプロ野球選手は、どこの出身者が多いのだろう?」

ということだ。この時点では、都道府県別にカウントした資料はなかった。

なければ、自分でやるしかない。やってやろうではないか。3月27日、NPB公式ウェブサイトと12球団の公式ウェブサイト、その他の資料を参考に、出身地のランキングの作成を試みたのだ。

都道府県別ということなので、全12球団の809人の登録選手の中から、外国人選手は除いた。

はたして、その結果は――。

1位はやっぱり...

プロ野球選手「出身都道府県」ランキング2019 NPB公式ウェブサイトと12球団公式ウェブサイトを参考に、Jタウンネット編集部作成。外国人選手を除く。2019年3月27日現在
プロ野球選手「出身都道府県」ランキング2019 NPB公式ウェブサイトと12球団公式ウェブサイトを参考に、Jタウンネット編集部作成。外国人選手を除く。2019年3月27日現在

第1位はやはり大阪府だった。その数は73人、外国人選手を除く全体の10%、約1割を占めた。2位以下をはるかに引き離して断然トップ、予想通りの結果となってしまった。

野茂英雄や桑田真澄といったかつてのスター選手はもちろん、現役メジャーリーガ―のダルビッシュ有、前田健太、元メジャーリーガ―の松井稼頭央、黒田正樹、上原浩治も大阪出身で、とにかく大物選手が多い印象がある。高校野球の強豪校がしのぎを削っている激戦区だ。

今シーズン登録選手の中にも、昨年秋、西武から楽天にFA移籍した浅村栄斗や、おかわり君こと中村剛也など、大阪出身者が圧倒的に多い。もっとも多いのは、横浜DeNAベイスターズの10人だった。

次に第2位は、神奈川県と兵庫県で、共に44人、6%である。どちらも高校野球が強い。やはりね、と納得するしかない。神奈川県出身というと、巨人の菅野智之、西武の秋山翔吾、楽天の松井裕樹などがいる。また兵庫県出身は、巨人の坂本勇人、ヤクルトの山田哲人、阪神の能見篤史など。

4位に入ったのが福岡県で、43人、5.9%だった。正直のところ、こんなに多いとは予想外だった。北海道日ハムの田中賢介など。

5位東京、39人、5.4%、6位千葉、38人、5.2%、8位埼玉、25人、3.4%と、関東の各県も健闘している。また10位は北海道、20人、2.7%。プロ野球選手に北海道出身者が20人もいるとは素晴らしいと思う。

ところで、出身地ランキング最下位はどこだろう。

それは、山梨県と鳥取県、共に1人だった。プロ野球選手約800人の中で、山梨県出身者と鳥取県出身者はたった1人。それはそれで、貴重なことだ。

今シーズンも、球界には新たなヒーローが誕生するはず。そのときは、出身地も気にしてみてはどうだろう。

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