謎すぎるイベント「千鳥足選手権」初開催 いったい、何を競うの!?
優勝者には賞金3万円
足元がおぼつかない酔っ払いたちがあっちにもこっちにも。東広島市西条で開かれたイベント、第一回全国千鳥足選手権大会です。
制限時間は1分間。「千鳥足」をテーマにした人間味あふれる表現を競うというもので、全国でも珍しい試みに、県内外から18組、28人が参加しました。優勝者の賞金は3万円だということです。
酒どころ西条の新たな風物詩として、東広島市の観光協会が企画しました。
東広島市観光協会の杉井弘治理事は、「千鳥足で歩けるくらいご機嫌にお酒を飲んでもらいたい、ということで『千鳥足選手権』にしました」と語っていました。
参加者へのルールは 飲酒の有無は問わず、年齢制限もなし。泥酔やケガさえしなければ、千鳥足の表現方法に決まりはありません。
判定は、5人の審査員が50点満点で評価します。今回は、西条町で菓子店を営む男性が、初代千鳥足王者に輝きました。
「普段はそこまでべろべろに酔ったことはないんですけど、父親を思い出しながら昭和の男を演じました」と優勝者。酒どころ西条のユニークな企画。今後は定期的な開催を目指しています。
参加者も、観光客もとても楽しそうでした。ユニークな千鳥足選手権。次回の開催も楽しみですね。(ライター:tama35)