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新宿駅のガムテープ案内、やっぱり「職人技」 レトロ格好いい「あのフォント」の魅力

松葉 純一

松葉 純一

2019.01.24 11:00
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新宿駅といえば、大阪・梅田と並ぶ「ダンジョン」として知られている。地方から上京したばかりの人にとっては、まさに一大迷宮である。

しかも必ずどこかで工事を行っており、いつ終わるとも知れない。そんなエンドレスな工事の一角で、懐かしいものを見かけたというツイートが、いま話題となっている。

写真は、階段横の壁に貼られた「左側通行」という案内表示だ。「久しぶりにガムテ職人の技を見ることができた」というテキストが添えられている。このツイートには、2万7000を超える「いいね」が付いている。ずいぶん共感する人が多かったようだ。

ツイッターには、さまざまな声が寄せられている。

この独特な書体「修悦体」が好きな人が多い

新宿駅階段横の案内表示(Rie Kuzumotoさんツイートより)
新宿駅階段横の案内表示(Rie Kuzumotoさんツイートより)

ツイッターに届いている反応を見てみよう。

この独特な書体を好きな人は驚くほど多い。

「修悦体」と呼ばれているようだ。

工事関係者が「ガムテープとカッターで文字を作る方法を考案したのが始まり」だそうだ。佐藤修悦さんという人が発案者で、「修悦体」とか「修悦文字」と呼ばれ、ファンが多いという。

「もはや修悦体込みの景観で完成して欲しいくらい愛着わいております...」という人もいる。

「バンクシーの落書きよりも、修悦さんの看板のほうが後世にのこす価値があるでしょ」と言う人もいた。修悦体の職人技を見るために、新宿駅に行くのも良いかもしれない。ただし迷子にならないように気を付けよう。

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