埼玉名物「政財界人チャリティ歌謡祭」の舞台裏 生粋の埼玉県人が、念願の収録に参加してきた
海外からも問い合わせが
Jタウンネット編集部は収録終了から1か月後の12月27日、テレ玉の営業部営業局の担当者に書面を通じて取材を行った。
28回目を迎える埼玉政財界人チャリティ歌謡祭。28回の長きにわたり続く秘訣を聞いた。
「チャリティの趣旨に賛同して、参加出演いただいている各自治体の首長や財界の皆様のおかげです」
参加するすべての人の慈愛によって成り立つイベント。だからこそ、画面を通じてハートフルな雰囲気が伝わってくるのかもしれない。
とはいえ、チャリティの形は様々だ。そもそも何故、この番組が始まったのか。
「当時の当社社長に県内有力な財界の方たちから、こういった番組をやりたい!という要望があったのがきっかけです」
こうして28年の伝統を持つイベントになった。その中でも外せないのが、2~3年前から起こり始めたツイッターでの盛り上がりだ。ツイッターのトレンドでは上位に食い込み、海外からの反応もある。
「英語・フランス語のツイートもあるなか、アラビア文字のものもちらほら」
埼玉ローカルながら大きな注目を集めるイベント。テレ玉にとって一番大きなコンテンツなのかを聞くと、
「テレ玉にとって、年始を飾る重要なコンテンツです」
との回答だ。しかし、テレ玉だけではない。筆者のような埼玉県民にとっても大事な行事だ。
最後に時期相応な気もするが、次回への意気込みを聞くと、
「年明けより次回の準備を進めます!」
埼玉県の1年は埼玉政財界人チャリティ歌謡祭から始まる。そこには様々な人の協力と頑張りがあることを改めて実感した取材だった。