極寒の有明海で「一人ガタリンピック」挑戦! 寒さに負けて即挫折→凍える記者を救ったのは...
絶景温泉に熱々のカキを堪能
到着したのは「太良獄温泉ホテル蟹御殿」。ここでは、有明海を一望しながら露天風呂に入ることができるという。冷え切った体を温めるにはぴったりだ。
案内されたのは、最上階7階の展望露天風呂。普段は宿泊者限定の温泉だが、今回は特別に入浴させてもらった。
あたたかいお湯に身を沈めると、すぐ体はポカポカに。ちょっと前まで寒さに凍えていたため、生きて帰って来られてよかった、そんな謎の安心感に包まれた。言い方は少し悪いが、まさに天国と地獄だ。
しかし、冷静になってみると、なんだろうかこの開放感は。思わず、「ガタリンピック、絶対リベンジするぞー!!」などと叫び声を上げたくなってしまいそうになった。
抜群の眺望のなか、すっかり温まった。安心してお腹が減ってきたところ、Mさんはすかさず「近くにいいところがある」。
太良町にある「大成丸海産」。ここでは獲れたての魚介類を、その場で堪能できる。とくに有明海産のカキの炭火焼は絶品だそうだ。
人生で初めての体験となるカキの炭火焼。店主に手取り足取りレクチャーしてもらいながら、絶品カキを堪能した。有明海産のカキは大粒で塩気が強すぎることもなく、しょうゆなど付けずそのままでも十分な味わい。
店主いわく、ここ最近は海外のお客さんも多く訪れるようになってきたという。年末年始にかけて、地方発送で大忙しだそうだ。
注文したカキ1かごで満足していところ、店主から「もっと食べる?」と嬉しいサービスが。なんと、別の種類のカキもタダでご馳走してくれたのだ。なにこの優しさ。人生で食べたカキで、間違いなく一番ウマいと言わねばならない。