銚子電鉄の「まずい棒」、なぜパッケージキャラクターを日野日出志先生が? その意外な理由を聞いてみると...
2018.08.07 11:00
経営状況が「まずい」ことに
しかし、近年「ぬれ煎餅」の販売実績が振るわず、経営状況がまずいことになっているという。実は収入のおよそ7割を「ぬれ煎餅」の販売収入に頼っており、国からの補助金も減少しているというのだ。このままでは「まずい」。そんな窮地を打破すべく新たに生み出されたのが「まずい棒」だ。
銚子電鉄のサイトで「まずい棒」を確認すると、まず目につくのがとぼけたような顔をしている独特のキャラクターだ。その名もずばり「まずえもん」。「まずい棒」のパッケージに描かれている「まずえもん」は、ホラー漫画の重鎮として知られる日野日出志(ひの・ひでし)先生によるもので、大変豪華なコラボである。
しかし、どうして日野先生が銚子電鉄のイラストを描いているのだろうか? 特に千葉や銚子と日野先生につながりはなさそうなのだが......。