兵庫・篠山市が市名変更方針を固める 「丹波篠山」市の可能性に反応続々
篠山市(兵庫)は2018年8月1日、市名を「丹波篠山市」に変更する方針を明らかにした。市議会に条例案の提案を行い、新元号に変わる2019年5月の市名変更を目指す。

篠山市は、黒豆(黒大豆)などの特産物の産地として「丹波篠山」ブランドを築いてきたが、2004年すぐ隣に「丹波市」が誕生したことで、近年は「丹波篠山」がどこのことを指すのか混乱、誤解が広がっていたそうだ。
篠山市が発表した市名変更に対する意識調査(参加者数6251人)の結果では、7月31日時点で「理解できる」(47.7%)、「おおむね理解できる」(31.0%)と変更に肯定的な意見が過半数を占める結果となった。
「篠山市全体の利益にかない、未来のまちづくりにつながる」との判断から、今回の決定に至ったという。