住民より「かかし」が多い! 徳島県三好市の「かかしの里」
2018.06.27 06:00
かかしの里の影響は?
Jタウンネット編集部が三好市観光課に取材を行ったところ、かかしの里の影響もあってか、現在三好市へ観光に訪れる人は増えてきているそうだ。
かかしの里の今後に関して観光課担当者は、「PRのためにも、西祖谷山村のかずら橋と併せて期待している」と語り、重要な観光資源であることを明らかにした。
かかし制作者の綾野月見さんにも取材した。かかしの里の反響についてどう思うか聞いたところ、「自分は好きでやっているだけ」と語り、反響を呼んでいることにびっくりしているようだった。
「元気なうちはずっと作り続けたいです」
と綾野さん。現在毎月第4水曜日に「かかし作り講習会」を開催している綾野さんは、これまでに450体以上のかかしを制作してきたという。かかしの里には現在200体ほどのかかしがいるとのことだが、これは名頃地区の住民が27人に対して、確かに多い。
「好きかどうかは人それぞれだから仕方ないですが、来られた人に楽しんでもらいたいと思ってやっています」