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豊洲市場、開業まで5か月! 周辺はいま、どうなっているのか

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.05.06 11:00
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現状ではどのような工事を?

さて、豊洲市場の周囲は見てきたが、内部の整備はどれくらい進んでいるのか。Jタウンネット編集部は東京都中央卸売市場新市場整備部施設整備課に現状を聞いた。

豊洲市場では現在、地下空間内の整備工事と、地下水のくみ上げ機能強化の工事が行われている。

前者は、各街区内の主要建物地下空間である「地下ピット」の環境整備を図るもの。土壌汚染物質が気化し、表土に上がってこないようにするのが狙いだ。

市場予定敷地ではかつて、都市ガス製造が行われていた。このため、ガス製造の副産物などによる土壌汚染物質が表土で見つかり、表土を削り取る工事が2011年から14年まで行われた。

だがその後、「地下から汚染物質が気化して地下ピット内に上がり、蔓延するのではないか」といった懸念が浮上。このためコンクリートを敷設するとともに、ピット内に換気設備を設置することで、空気環境の整備を図る工事が17年10月から行われている。

また、後者の工事は、敷地の遮水壁内に揚水ポンプを設置し、地下水をくみ上げる機能を強化しようというもの。17年12月から開始されている。

上述のように、汚染物質は表土から削り取ったものの、深層部分の汚染物質が上がってくる可能性があるため、地下水が定められた水位を上回らないように、くみ上げる必要があるのだそうだ。

ホームページには、これらの工事について、18年4月に5街区、6街区で換気ダクト施設などの工事現場写真が掲載されている。

最大の問題点は...
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