広島バスセンター「貨客混載」と観光案内で街の活性化をめざす

［みみよりライブ5up！－広島ホームテレビ］ 2018年4月26日放送の広島HOMEテレビ「みみよりライブ5up！」で、広島バスセンターの新たな取り組みが紹介されました。

お客様を取り戻したい

広島バスセンター3階にある、「バスマチ」フードホール。4月27日からは物販スペースもスタートします。26日に報道陣向けに内覧会が行われました。

洋菓子やもみじまんじゅうのお店がリニューアルしたほか、中四国エリアの特産品を集めた「バスマチストア」が新たにオープンします。

こちらには三次市や島根県浜田市の特産品を並べたスペースがあります。これはバスセンターの特色を生かしたものなんです。

バスセンターを発着する高速バスで、商品を運び、バスマチストアで販売します。国も推奨する「貨客混載」という取り組みで、バスセンターでは初めての取り組みです。すでに三次市や浜田市の特産品を、バスで運搬して販売することが決まっているそうです。

広島バスセンター売店課の荒谷真司課長は、「バスセンターを中心に、もう一度中心部を活性化、お客様を取り戻したいという気持ちを込めて、新しい事業に取り組んでいきたいと思っています」と言われていました。

また待合所には、観光案内も行う総合案内所が設置され、英語が話せる職員が常駐し訪日外国人にも対応します（営業は午前9時から午後4時まで）。

ますます便利になった広島バスセンター。観光にも便利な足として、ぜひ多くの人に集まっていただきたいですね。（ライター・石田こよみ）