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「金魚が泳いでる電話ボックス」、奈良の商店街から撤去へ 存続求めるネット署名も始まったが...

野口 博之

野口 博之

2018.04.04 20:03
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大和郡山市は、観光パンフの差し替えに困惑示す

金魚電話ボックスが撤去される見通しが4月3日に一部で報じられると、ツイッター上などでは、残念がる声が相次いだ。署名サイト「change.org」ではすでに、「大和郡山の金魚電話ボックスを撤去しないでください!!」とする呼びかけが行われており、4日夕現在で500人以上が賛同している。

山本伸樹さんも4日、大和郡山市内で記者会見を行い、撤去されることについて、「とても悲しいですよね」と述べた。著作権にこだわる理由については、「表現者としてのオリジナリティは、最低限守らなくちゃいけない」と説明した。

柳町商店街協同組合の伊藤聡夫理事長は4日、Jタウンネットの取材に対し、電話ボックスの撤去を決めたことを認め、それが9日以降になる見通しを示した。

「著作権を棚上げして、コラボ作品の形だったらいいと、貼り紙を出しました。山本さんの著作権を認めたわけではないので、それ以上はできないですね。話し合いは不調に終わりましたので、諸般の事情から撤去したということです」

市の地域振興課では、「商店街から電話ボックスを撤去するという話は、聞いています。観光パンフレットに載せており、差し替えないといけないのでその点では困りますね」と取材に話した。

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