「よう、名古屋に来てちょうだゃぁすばしたなも」ご当地言葉で地下鉄アナウンス開始

名古屋出身の人でも聞き取れない

対象となるのは、名古屋城など主な観光施設の近くにある駅で、市役所駅、神宮西駅、伝馬町駅、東山公園駅、星ヶ丘駅の5つです。

構内放送で最寄りの出入り口を案内し、ラッシュ時を避け昼間の時間帯に放送する予定とのことです。

市役所駅では「よう、名古屋に来てちょうだゃぁすばしたなも。ありがとうござゃぁす」などの案内が放送されます。

名古屋弁には「上町言葉」「武家言葉」「下町言葉」の3種類があり、かつて城下町の町人が使ったとされる上町言葉を、上品に聞こえるとの理由で採用しました。

名古屋市交通局の担当者は「名古屋のおもてなしの気持ちを観光客に伝えたい」としています。

名古屋出身の人でも聞き取れないような、こてこての名古屋弁での珍しいアナウンスです。新しい名古屋の名物となるのでしょうか。（ライター：moca）