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さっぽろ雪まつりに「あんまん」あらわる! 北大恵迪寮の雪像作者に、生まれた経緯を聞いてみた

野口 博之

野口 博之

2018.02.06 18:37
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「案の募集で唐突に出てきて、『それでいこう』と」

「ふっくらあつあつあんまん」。台の前の立て看板には、こう作品名が記されている。つまり、中華まんのあんまんを形作った雪像というわけだ。

写真は、マスダさん。@sora_rinlingさん提供
写真は、マスダさん。@sora_rinlingさん提供

看板の紹介文には、北海道らしく「十勝産小豆使用」と銘打ってあった。

ただ、紹介文の続きがまた変わっている。

「見ろこのあんまん、注意散漫 運営カンカン、倒れる凶弾 夜道背後に迫るスタンガン!」

ツイッター上では、2018年2月4日ごろからこの雪像の写真が次々に投稿されて反響を呼んでいる。紹介文がラップ調で面白い、韻を踏んでいるのでは、といった声が上がった。恵迪寮は日本三大自治寮の独自な活動で知られるだけに、恵迪寮らしさ全開だ、といった感想も寄せられている。

札幌市内で開かれている雪まつりでは、希望者を募って、市民雪像を設置してもらっている。北大恵迪寮の作品は、その1つとして作られたものだ。

そこで、なぜこんな雪像を作ったのか、Jタウンネットでは2月6日、恵迪寮の寮生に取材した。雪像を作る隊長をしている北大総合理系1年の東谷湧太さん(20)は、その経緯を次のように説明した。

「寮内で紙を配って雪像の案を描いてもらい、10案ほど集まった中で、あんまんの絵にしました。唐突に出てきて、『それでいこう』と多数決で決まりました。あまりにインパクトが強すぎて、『これはヤバい』といった声も出たほどです。これまでは、建物やキャラを雪像で作っていましたが、今回、飾りは一切なく、シンプルなものを作って出すので、ぶっ飛んでいると思います」
1年生5人で、2日間かけて雪の塊を削る
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