3日後は「しあさって」、じゃあ4日後は? 他県民との待ち合わせは日付指定がベターかも
様々な表現の乱立を感じさせた「4日後」の呼び方
もう1つのアンケート、「明後日の翌々日」、つまり「4日後」についての投票結果がこちらだ。ほぼ緑一面だった「3日後」とは打って変わり、呼び方の地域差が確認できる。
こちらの主役は、広辞苑で「(東日本で)あさっての次の日。(東京で)あさっての翌々日」と定義されている「やのあさって」だ。
こちらの図での分布と「3日後」の地図を比較すると、「やのあさって」が持つ「(東日本で)あさっての次の日」という意味は薄れていることが分かった。
また、少数ではあるが、「(東日本で)あさっての翌々日」という意味も持つ「しあさって」も支持を集め、「ごあさって」がトップとなる地域も散見された。
注目すべきは「その他」地域だ。東北以外にもちらほらとトップと同率の票を投じられ、灰色や灰色交じりの地域がいくつも存在するのだ。
これは、明日、明後日、しあさってまではある程度全国的な統一が取れている一方で、「4日後」ともなると、それぞれの地域限定の呼び名が多数存在しているという可能性を示唆している。
他の地域の人と待ち合わせをするときは、明日や明後日ならともかく、それ以降の場合は「○日後」や日付で指定した方がベターなようだ。