幕末の日本には「3つの政府」があった... 佐賀藩士と「肥前大守政府」が描いた未来地図
2017.11.29 11:00
提供元:佐賀県
「その時、佐賀は世界を見ていた。そして今、佐賀は世界を見ている。」
明治維新から150年となる、2018年。佐賀県は幕末・維新期の偉業を振り返り、その当時の「志」を未来へ継承しようと、「肥前さが幕末維新博覧会」を開催する。
テーマ館は3つ。メインパビリオンである「幕末維新記念館」のほか、佐野や大隈重信らが学んだ弘道館を再現した「リアル弘道館」、そして佐賀藩に伝わる武士の心得「葉隠(はがくれ)」の精神を体感する「葉隠みらい館」。18年3月17日(リアル弘道館は4月16日オープン)~19年1月14日まで、佐賀市内の3館や唐津市・鳥栖市のサテライト館、県立博物館・美術館、佐賀城本丸歴史館ほか、各種施設において実施される。
この博覧会のキャッチフレーズは、
「その時、佐賀は世界を見ていた。そして今、佐賀は未来を見ている。」
というもの。佐野や深川らの国際志向を考えれば、言いすぎではないだろう。いまから150年前、たしかに佐賀は、日本のトップランナーであった。そして今、その「志」を未来へと繋いでいく。<企画編集:Jタウンネット>