「広島レモン」出荷始まる　今シーズンは5700トン出荷の見込み

実がきれいで玉太りもよい

今や全国区となった県の特産ブランド、広島レモンの出荷作業が、呉市豊町で始まっています。

さわやかな香りに包まれた農園には、エメラルドグリーンに輝く、色鮮やかなレモンがたわわに実っています。今年は台風の影響もなく、適度な雨に恵まれたことから、実がきれいで玉太りもよいとのことです。

農家の大道正孝さんは、「レモンの風味と酸味を生かした料理に使うとか、いろんな使い方があると思いますので、それにチャレンジしていただけたらと思います」といわれていました。

国産レモンの需要の高まりから、広島レモンの注文が増えているそうです。広島名物として、レモンを使ったお土産もおなじみになりつつあります。

露地物は、来年の春頃まで出荷され、今シーズンはおよそ5700トンの出荷を見込んでいます。

露地物ならではの美味しさを、ぜひ全国の人に知ってもらいたいですね。（ライター・石田こよみ）