10月13日の「サツマイモの日」 埼玉で制定されたこと知ってた?
来年は、サツマイモの女王「紅赤」発見から120年
「サツマイモの日」の10月13日は、川越市内の妙善寺で恒例の「いもの日まつり」が開かれた。サツマイモに感謝して健康を祈るもので、住職による「いも供養」などが行われた。今回はあいにくの雨の中だったが、市内外から約70人が集まり、参加者には、お祓いした様々なイモの加工品が配られた。
紅赤は、現在は一部でのみ生産されており、川越市内では、「紅東(べにあずま)」といったねっとりして甘い風味のサツマイモが生産の中心になっている。加工品の種類は多く、アイスクリームやまんじゅう、うどんなどまであり、山田さんは、「その多さは日本一ではないか」と言う。
収益になる野菜の栽培を選ぶ農家が多いといい、サツマイモの生産は年々減っているが、今後は、観光資源としてPRしていきたい考えだ。2018年は、紅赤が埼玉県内で発見されて120年の節目になるため、展示会やセール、本の出版などを検討しているそうだ。