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手軽で人気だけど... 外国人観光客が押し寄せる民泊が抱える問題

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2017.08.26 06:00
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無許可の民泊施設ではトラブルも

民泊を行うには旅館業法に基づく許可や消防法などの安全の基準をクリアする必要があります。これらの許可がない部屋は、いわゆる違法民泊となってしまいます。

しかし広島市内に300軒以上ある民泊のうち、所在地が分かっているのは73軒、そのうちのわずか一部、31軒しか許可を取っていないのが実情です。

福岡では違法民泊の貸し主が利用客の女性に乱暴するといった事件が起きています。

また宿泊客の出す騒音トラブルも問題となっています。夜中のキャリーケースを引く音や騒音、酔っぱらって部屋を間違え、別の部屋のドアを夜中に叩き続けるなど、どれも違法民泊で起きたことだということです。

今年の6月に民泊新法が成立し、これまでの厳しい基準や複雑な手続きが、届け出制になることで、民泊のハードルが下がり、違法が減ることが期待されています。

広島市健康福祉課の安西洋一さんは、「利用者には、許可のあるところを使ってほしい。許可があるかどうかは、広島市のホームページに、保健所で許可した施設の一覧を掲載しているので、(貸し主には利用客に)合法的に安心して泊まっていただく、そして安全に楽しく過ごすためにはちゃんと許可を取っていただきたい」と安西さんはいわれていました。

外国人、日本人、どちらの観光客にも使いやすい安全な民泊が広がってほしいですね。(ライター・石田こよみ)

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