手軽で人気だけど... 外国人観光客が押し寄せる民泊が抱える問題
2017.08.26 06:00
外国人に人気の宿泊スタイル
ネットの仲介サイトに掲載されている部屋からお気に入りを選び、メールで貸し主とやりとりをします。鍵は郵便受けに入れるなど、貸主とは直接会わないことが多いそうです。
民泊を利用する外国人観光客からは、「貸し主と顔を合わせずやりとりができる」「安くてキッチンで料理ができる」といった声が聞かれました。
広島市内には、民泊物件が300軒以上存在しています。宿泊手段として外国人観光客には浸透しているようですが、多くの広島の人たちには馴染みのないスタイルです。
民泊を運営管理する、Moopon Corporationの住田進社長によると、「新築マンションがどんどん建っているが、広島に住む人の数はあまり変わっていない。むしろちょっとずつ減っている。マンションは40~ 50年もつので、空き部屋が純粋に増える。その有効活用として民泊が一つの選択肢にあがっているのでは」ということです。