香川・琴電の「ことちゃん」、泣き震える 台風が怖いのかと思ったら...
2017.08.08 20:00
「アクセス集中や運休への申し訳なさを表現」
「アクセスが集中して通常版が表示しにくくなったことや、琴電の運転を見合わせなければならなくなったことに対し、申し訳ない気持ちを表現しました。ことちゃんの表情を見て、少しでも和んでいただけたらと考えました。決して台風が怖くてということではありません」
勘違いする人も多かったようで、「土砂崩れがあったんですか?」といった電話も来たそうだ。実際は、大きな被害はなかったとしている。
泣き震えるイラストは、2016年9月に台風による運休情報を見ようと、利用者からのアクセスが集中して通常版が表示しにくくなったときにも、災害時簡易版に切り替えられて表示されていた。
8月7日午前7時半ごろ、アクセスが集中して「ホームページが見られない」と電話が来たため、急きょ簡易版に切り替えた。夕方の18時ごろから通常ダイヤに戻ると、ことちゃんがうどんをすする姿の通常版に戻している。
ちなみに、ことちゃんは、「ゆるキャラ」と誤解する向きも多いようだが、「ゆるくない」そうだ。「社長の意向もあり、鉄道会社なのできちんとしているマスコットキャラとして紹介させていただいています」と担当者
。