給食のご飯、どんな容器だった? 意外と多い「アルミ」「プラスチック」派
「飯缶」最多は、和歌山県のみ
今回の調査では、「飯缶」「アルミ容器」「プラスチック容器」「ステンレス容器」「その他」と5つの選択肢を用意した。投票の結果は、飯缶11.0%、アルミ容器29.6%、プラスチック容器28.5%、ステンレス容器17.3%、その他13.5%だった。意外にもアルミ容器やプラスチック容器、ステンレス容器の方が、飯缶よりも多かった。下の円グラフのようになる。
都道府県ごとに最多得票数を集めた選択肢を色分けすると、この日本地図のようになった。得票がなかった場合は白地のままにしてある。
アルミ容器が最も多かったのは、宮城県、群馬県、神奈川県、山梨県、静岡県、京都府、大阪府、福岡県の8つ。プラスチック容器は北海道、岩手県、新潟県、千葉県、埼玉県、東京都、長野県、愛知県、福井県、滋賀県、奈良県、兵庫県、熊本県、沖縄県で、14だった。ステンレス容器は、秋田県、茨城県、石川県、岐阜県、広島県、愛媛県、長崎県の7つで、「その他」が山形県と福島県、三重県、鳥取県、佐賀県の5つ。最も少なかったのは飯缶で、和歌山県のみだった。
Jタウンネット編集部が過去に取材した記事のとおり、静岡県ではアルミ容器が最多得票数を獲得した。割合にして75%と、多数を占めた。
「『クラス別方式』の学校もあれば、『個人別方式』の学校もあり、『個人別』の中でも、ステンレス容器と赤いプラスチック容器に分かれます。ただ、赤い容器を使っている学校が比較的多いです」
過去記事で学校給食会が、こう言っていた茨城県ではどうなったか。票数では、ステンレス容器に軍配が上がった。ただ割合にすると、飯缶18.2%、アルミ容器18.2%、プラスチック容器18.2%、ステンレス容器36.4%。プラスチック容器なども票を獲得していた。