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涼しげな「蓮の葉シャワー」は、どんな構造? 横浜・三溪園に聞いてみた

野口 博之

野口 博之

2017.07.22 08:00
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茎から葉まで穴が開いている構造を利用

酷暑の中で目に優しい限りだが、ところで、なぜ蓮の葉がシャワーになるのだろうか。

公益財団法人「三溪園保勝会」の広報担当者にJタウンネットが話を聞いたところ、蓮は、地下茎が肥大化したレンコンの部分の穴が茎を通じて葉までつながっており、職員がその構造を利用しようと3年前に思い付いたそうだ。

「茎を途中で切り取り、そこに水道のホースをつないで下から水を送っています。葉は、そのままでは水が噴き出しませんので、周辺を3センチ切り取って血管のような葉脈を露出させ、そこから放射状に水が噴射するようにしています」

この「蓮の葉シャワー」を始めたところ好評で、見て楽しんだり、小さい子供が水着姿で水を浴びたりしているという。これをやっているのは、現在も三溪園だけではないかとしている。蓮の葉はたくさんあるわけではないので、残念ながら家には持ち帰れないそうだ。

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