日本一のパプリカ農場では、どのように栽培されているのか
2017.06.10 07:35
そのまま食べられる
パプリカは、南米原産ナス科でトウガラシの仲間です。農場長の山本敏宏さんによると、宮城県の夏の冷涼な気候が栽培に適しているそうで、去年は920トン出荷され、日本の生産量シェア2割を占めています。宮城県は2012年から生産量が1位となっているそうです。
宗さんが早速ハウスの中に入ると、2m近くに伸びたパプリカの培地がハウスいっぱいにありました。ハウスの中はコンピュータ化され、気候や湿度・温度によって自動的に屋根が開閉し、調整しています。収穫も専用車を使って、走りながら行っていました。
こちらのハウスでは、養液栽培法を採用しており、培地に株を植えて、肥料の入った養液を直接注入し栽培しています。養液を注入する為に、天井からビニールひもを吊るし、そこに茎を巻き付けていきます。だいたい2mを超えると収穫に適してくるそうです。
宗さんがパプリカを一つ収穫すると、スタッフから「そのまま食べられる」と言われた為、食べてみると「とても甘い!」絶賛していました。
農場ではハウスごとに栽培時期をずらすので、1年中スナックパプリカなどが収穫できるそうです。そのまま食べても美味しいですし、浅漬け・サラダなどにしても美味しいと紹介されていました。
とても甘いということでしたので、お子様にも食べさせてあげたいですね。色もキレイなので、料理の見栄えも良いと思いますし、ぜひ一品加えてみてはいかがでしょうか?(ライタ―:sakuranezumi)