「清水の舞台」が覆われてる... 京都・清水寺「平成の大改修」で、いましか見れない景色に
2017.06.06 11:00
現在の清水寺は、約390年前に再建された
清水寺は奈良時代末に建立されて以降、火災での焼失と再建とを繰り返す歴史とともにあった。現在の本堂は、1629(寛永6)年の火災後すぐ再建されたものだ。本堂が国宝で、他の15棟が重要文化財に指定されている。
府は2008年から、清水寺の本堂と重要文化財8棟を修理する事業に着手しており、本堂の修復工事もその一環だ。京都府教育庁指導部の文化財保護課の担当者によると、総事業費は約40億円を数えるという。重要文化財の修復工事は、「釈迦堂」を除いて既に完了している。
本堂の屋根が1964~67年に改修されてから、実に約半世紀が経過した。今回の工事の目的は、屋根の「檜皮(ひわだ)」をふき替えたり、壁を塗り替えたりすること。府は2009年から、檜皮を購入するなど準備を進めてきた。屋根のふき替えを済ませ、20年3月までに「素屋根」を解体する見通しだ。
現在、こんな感じに。
ツイッターでは、実際に訪れた観光客からさまざまな声が寄せられている。
今回も清水寺来たけど工事?で木で覆われてる( ?-? )
— ゆうや (@yuya111k) 2017年5月20日
清水寺工事中だったけどこれもこれで珍しくていい
— ヒラノマナヤ (@manasan1210) 2017年5月26日
清水寺工事中だったけど楽しかったよー!! pic.twitter.com/aJCXeZBjsY
— とにかく明るい安村 (@yasudebu) 2017年5月18日