発車メロディーにも! 広島のカープフィーバーが止まらない
2017.06.03 07:47
カープファン垂涎の「お家」も
記念セレモニーにはさっそくファンの姿も。地元のカープファンからは、「JRで電車に乗って、たくさんの人に由宇球場に来てほしいと思いました」という声が聞かれました。駅前に置かれたカープ坊やのパネルも、町の盛り上げに一役買いそうです。
一方、広島市の安佐動物公園では、シリーズの「アニマル坊やTシャツ」に新作が登場。動物たちが着ているユニフォームの背番号は、カープ選手にあやかって付けられました。たとえばアフリカゾウは、オスの体重5.5tにちなんで、エルドレッド選手の「55」。アミメキリンは、生まれた時の身長(1.8m)にちなんで前田選手の18。クロサイは、世界長寿記録を持っている「ハナ」の年齢にちなみ、鈴木せいや選手とおなじ「51」を背負っています。
マツダスタジアムの目と鼻の先には、「スタジアムハウス」なる住宅も建てられました。壁には大きな「C」の文字。ガレージにはバッターボックス。手がけたのは、地元の住宅メーカー、トータテグループの女性社員2人。どちらも生粋のカープ女子です。特にこだわったという2階のリビングは、マツダスタジアムの寝ソベリアをイメージ。家族やカープ仲間が、みんなで楽しめる空間です。
「いっそのことマツスタに住みたい!」。そんな要望に応え、住宅まで登場するほどのカープ人気。まだまだ熱気は続きそうです。住宅は、あちこちにカープファンならより楽しめそうな仕掛けがあって、注目を集めそうですね。(ライター・石田こよみ)