秋田県の人口、ほぼ仙台市や北九州市、世田谷区と同じに
秋田県は2017年4月、総人口が99万9636人となった(4月1日現在)と発表した。前月から4674人(0.47%)減少し、とうとう100万人を割り込むことになった。
このニュースが報じられると、大きな波紋が広がった。ツイッターには、次のような声が寄せられていた。
「秋田県の人口が100万人割れ」を分かりにくく説明すると、仙台市の人口がだいたい100万人で、秋田県の面積は仙台市のだいたい14倍です
— イハナさん。 (@ihana45) 2017年4月21日
「仙台市の人口がだいたい100万人で、秋田県の面積は仙台市のだいたい14倍です」というコメントだ。秋田県と仙台市(約108万人)を比べるという、あまりにも大胆な方法だが、分かる人にはよく分かる比較のようだ。
「さいたま市より人口少ないのか...」
ツイッターには、他にもこんな比較を試みる人がいた。
秋田県全体の人口と北九州の人口がほとんど同じなのか...
— のり塩饅頭 (@X315_niconico) 2017年4月21日
旦那のふるさと、さいたま市より人口少ないのか...
— ももんが。 (@mogamama) 2017年4月21日
前に埼スタで観客数より町の人口のほうが少ないって笑ってたわなw
横浜市だけで秋田県の3~4倍の人が住んでるのか
— 八ちょうぼり (@noboridai) 2017年4月21日
秋田県が人口100万人割れということは、県全体で世田谷区よりちょっと多いか同じくらいということ...?
— なまこchan (@mimizuchan_) 2017年4月21日
「秋田県全体の人口と北九州の人口(編注:約95万人)がほとんど同じなのか...」「さいたま市(同:約128万人)より人口少ないのか...」「横浜市(同:約378万人)だけで秋田県の3~4倍の人が住んでるのか」「県全体で世田谷区(同:約90万人)よりちょっと多いか同じくらいということ...?」などといった比較である。
ちなみに人口100万人以上の都市は、前述の仙台市、さいたま市、横浜市の他に、広島市、川崎市、福岡市、京都市、神戸市、札幌市など、いろいろある。もちろん東京都、大阪市、名古屋市など大都市は別格だ。
面積を比較した人もいる。秋田1県だけで関東地方の半分ほどをカバーしている。
関東圏に秋田県を重ねると・・・でかすぎwww pic.twitter.com/eshhV23IMl
— 創意工夫ってぃお (@komattio) 2014年1月27日
一方、100万割れをした秋田県より、さらに人口が少ない県もある。鳥取、島根、高知、徳島、福井、佐賀、山梨、和歌山、香川など。
「鳥取や島根に比べれば、まだまだ......」という感想もあった。人口減少は、たんに秋田県だけではなかった。比較したところで、仕方ないことだが......。問題は想像以上に深刻で、秋田県の場合はその一例に過ぎない。