ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

秋田県の人口、ほぼ仙台市や北九州市、世田谷区と同じに

松葉 純一

松葉 純一

2017.05.10 17:00
0

秋田県は2017年4月、総人口が99万9636人となった(4月1日現在)と発表した。前月から4674人(0.47%)減少し、とうとう100万人を割り込むことになった。

このニュースが報じられると、大きな波紋が広がった。ツイッターには、次のような声が寄せられていた。

「仙台市の人口がだいたい100万人で、秋田県の面積は仙台市のだいたい14倍です」というコメントだ。秋田県と仙台市(約108万人)を比べるという、あまりにも大胆な方法だが、分かる人にはよく分かる比較のようだ。

「さいたま市より人口少ないのか...」

秋田県由利本荘市から鳥海山を望む(Douglas Perkinsさん撮影、Flickrより)
Mt Chokai (鳥海山)

ツイッターには、他にもこんな比較を試みる人がいた。

「秋田県全体の人口と北九州の人口(編注:約95万人)がほとんど同じなのか...」「さいたま市(同:約128万人)より人口少ないのか...」「横浜市(同:約378万人)だけで秋田県の3~4倍の人が住んでるのか」「県全体で世田谷区(同:約90万人)よりちょっと多いか同じくらいということ...?」などといった比較である。

ちなみに人口100万人以上の都市は、前述の仙台市、さいたま市、横浜市の他に、広島市、川崎市、福岡市、京都市、神戸市、札幌市など、いろいろある。もちろん東京都、大阪市、名古屋市など大都市は別格だ。

面積を比較した人もいる。秋田1県だけで関東地方の半分ほどをカバーしている。

一方、100万割れをした秋田県より、さらに人口が少ない県もある。鳥取、島根、高知、徳島、福井、佐賀、山梨、和歌山、香川など。

「鳥取や島根に比べれば、まだまだ......」という感想もあった。人口減少は、たんに秋田県だけではなかった。比較したところで、仕方ないことだが......。問題は想像以上に深刻で、秋田県の場合はその一例に過ぎない。

PAGETOP