南あわじ市が公開した「バーチャン・リアリティ」VR動画
2017.01.23 07:48
[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2017年1月11日の放送では、「孤食問題」を何とかしたいと兵庫県南あわじ市が2017年1月11日に配信を開始したプロジェクトについて紹介されました。
共働きなどライフスタイルの多様化により、一人で食事をとるいわゆる「孤食」の時代を救いたいと「あわじ国バーチャン・リアリティ」を特設WEBサイトで公開しています。
スマホで360度バーチャルリアリティの世界へ
大阪市立大学 早見直美助教授は、「孤食」について「単品が多くなり栄養が偏ったり、食べるスピードが速くなり消化が悪くなるので体への負担が大きい」と悪影響を指摘しています。
南あわじ市は「改めてバーチャンの良さを知って癒されてください。食卓に並ぶ玉ねぎなど地元産にこだわっています」との思いで「あわじ国バーチャン・リアリティ」を開発しました。
体験方法は、スマホからYouTubeで「あわじ国バーチャン・リアリティ」を検索して、市販されている専用のVRゴーグルにセットして動画を再生します。
「バーチャン」をはじめ、家族や地元の方々との食事体験を味わえる動画が2本あり出演者が話しかけてくれますので、親戚の集まりのような大家族の団欒を味わえます。
スタジオでは「360度、どの方向でも見ることが出来てすごい」「リアルすぎて人が来たらどいてしまいそう」などバーチャルリアリティの世界を体験していました。(ライター:けあるひの)